http://chikyu-boe.com/polatayatop ポラタヤ王国研究TOP

※映画の架空設定・小道具調達・その他制作まわりでお困りの方は地球防衛堂にご用命下さい。※

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ポラタヤ王国
  出典:フリー百科事典『ウッキーぺディア(wkkiypedia)』より

ポラタヤ王国(ぽらたやおうこく)は東南アジアにある王政国家である。

◆国名の由来
国名の「ポラタヤ」は古代インダス語で「なにか、すごいところ」を意味する「ポラ・タッヤー」に由来する。
古来この地は、東南アジアの古代国家内で「その地を領有すると厄災が起こる」という迷信が信じられており、そのため畏敬の念をこめてこの地域の通称として呼ばれていた。

◆国のあらまし
●正式国名:「母なるペンポイ川チョイヤー山脈に囲まれた幸せな人々が治めるポラタヤ王国」
●人口:526,800人(2003年)
●一人当たりのGDP:1,700ドル/年(2003年)

●首都:ポラノア
●主要都市:ピンパイ・チャットリン・セパックチャン
●民族:ポラ族(80%)タヤヤ族(10%)その他少数民族(10%)
●公用語:ポラ語
●君主:ヌーアイ三世

●首相:ナンパナ・タマロン

◆歴史
古くからペンポイ川流域に高度な文明を築いていた人々は国家という概念を持たずに独自の社会生活を営んでいた。
これは前述したように他の東南アジア国家が、迷信を信じて「不可侵」の姿勢を貫いたためである。   
1270 年、この地を長く治めていたチャマチャーム家の長男「イラ・マンチャラ・プッサヌ・チャマチャーム」( 1250 〜 1298 )が若干 20 歳の若さで建国を宣言。ここに「大ポラタヤ王国」が誕生。プッサヌは「チャマチャーム 1 世」として国王に即位した。

その後、の襲来を一人で撃退した国の英雄 「ウラ・ツデラン・サッパニ・ババビヌーン」( 1272 〜 1347 ) が宮廷内クーデターを起こしチャマチャーム1世を暗殺(最後の食べ残し事件1298)ババビヌーン大王として君臨。恐怖政治をおこなった。

19世紀の中ごろオランダの植民地となったポラタヤだが、異民族の接触により外来種のウィルス「オランダ風邪」が猛威をふるい、結果ポラタヤ人、オランダ人双方に甚大な人的被害をもたらした。

太平洋戦争中は日本軍が進駐。現在でも日本文化が形を変えてポラタヤに根付いている。

太平洋戦争終結後、再オランダの支配を受けるが独立戦争の末1948年独立。ヌーアイ1世が国王に即位し「ポラタヤ王国」を建国した。その後1950年には国軍最高司令官ブーア将軍の手により軍事クーデターが勃発。国王が退位し「ポラタヤ民主人民共和国」が建国。更に1984年にはヌーアイ2世を支持する反政府軍と政府軍による内戦が起き、ブーア将軍が失脚。「ポラタヤ王国」が再建。1996年には第二次ポラタヤ紛争が勃発しヌーアイ2世が暗殺され臨時評議会議長だったプーアンマイユー将軍が大統領に就任。
2000年に再び民主共和制に移行している。

2002年ヌーアイ3世
が即位すると「民族の象徴としての王室を持つ民主社会主義大統領制」に移行。このようにポラタヤは、心優しい民族性とは裏腹に国家システムの不安定な状況が続いている。

2009年7月反大統領府勢力によるクーデターが発生。プーアンマイユー大統領が国外に逃亡した後、ヌーアイ3世
によって3度目の「ポラタヤ王国」が誕生した。



◆産業
主要産業は、農業林業
近年は観光産業と繊維産業が成長し、外国からの投資も大きく伸びている。
鉱物資源として(未採掘)マンガン(未採掘)ダイヤモンドがある。
近年はペンポイ川全域に生息するポラタヤメクラウナギ」(ヌーササ漁が盛んであり、近隣諸国への輸出も行われている。

◆自然
ベトナム・タイ・カンボジア・ラオス・ミャンマーに囲まれた国土は、西に「母なる清流ペンポイ川」東に「チョイヤー山脈」を望む「大ポラタヤ平原」に位置している。北西部にはパンパイ湖という大きな湖があり西方にはポラタヤ文明の遺跡として有名なサッチョワン遺跡のあるサッチョワン高地が存在する。
ポラタヤの気候はモンスーンにより明確な雨期と乾期があり5月から11月が雨期、その後4ヶ月が乾期が続く。

◆文化・芸術
ポラタヤの伝統芸能で一番有名なのは「ポーラ・チャナリン」と呼ばれる舞踊である。
「ポーラ・チャナリン」は、民族服で着飾った女性二人が別のテーマで踊りつつ問答を成立させようとする時に起こる内面の不協和音を楽しむという極めて複雑且つ世界でも珍しい舞踊である。近年は日本でも愛好家が増えている。
現在の文化産業の担い手は「映画」である。独自の言語、風習により外国への配給は少ないが、新世代監督と呼ばれるヒッポ・メッカライ等ハリウッドの洗礼をうけた若手監督が牽引することで質の高い作品が増えてきている。
又、音楽業界では、日本人アイドル「山本清美」が現地で活躍するなど、日本に対する文化・芸術面での交流を熱望する声も大きい。(注1)



◆軍事
ポラタヤ国軍の兵力は約4.5万人。内訳は陸軍4万人河川警備隊1万人空軍5000人であり、すべて志願兵である。
1950年代〜70年代にかけてソ連からの武器供与を受けていた関係で正面装備の大半は旧式のソ連製。
T72戦車Mig21戦闘機など装備の老朽化が激しいが軍事予算枠が小規模のため更新は難しいようである。
90年代初頭、イスラエルに対し武器援助を求めたが「メリットがない」という理由で断られている。


◆宗教
国民の大半は「仏教徒」だが、ポラタヤ特有の信仰として「腐敗信仰」がある。
「亡骸の腐れ行く様をいつまでも見守ることにより死者を弔い続ける」という特殊な信仰はオランダの植民地時代に「オランダ風邪」で死亡した人々の埋葬が追いつかなくなったころに始まったとされるが、日本軍の進駐時代にプンクサ」と呼ばれるこの信仰が禁止され、戦後の衛生改革により表面上では無くなったが、人々の「腐敗信仰」な根強く遺体の代わりに手近なものを腐敗させて楽しむ「観用プンクサ」なるものが販売され、近年ではプンクサショップと呼ばれるチェーン店が複数存在するほどである。

(注1)現在、日本政府はポラタヤとの国交に関しての明確な根拠が確認されていないというスタンスを持っている。

◆外部リンク

ポラタヤ観光局HP「ようこそポラタヤへ」(日本語版)

ポラタヤ史上最大の謎「最後の食べ残し事件」にせまる。

ポラタヤ名物「観用プンクサ」ってなに?(毎朝新聞WEB)

民族舞踊〜華麗なるポーラチャナリンの世界(毎朝新聞WEB)

キヨミンクラブ(山本清美ファンサイト)

日本料理のぬばた(ポラタヤ唯一の日本料理店)
 

 















ポラタヤ王国国旗


ポラタヤの地理


首都ポラノア


ヌーアイ3世


2009年革命の王室派Tシャツ


ペンポイ川とチョイヤー山脈


国軍と旧大統領府














■更新情報

2010/03/02 ポラタヤ研究TOPページをアップしました。
2010/03/03 毎朝新聞WEBポラタヤ文化紹介記事2編をアップしました。


 

当サイトはリンク・フリーです。
Copyright (C)2010 Chikyu-boedo. All Rights Reserved.
Mail: info@chikyu-boe.com