札幌を中心に活動している企画・制作・空想集団「地球防衛堂」の公式HPです。
"Planning & production & fancy" group "Chikyu-boedo"



地球防衛堂空想部の業務内容

空想部では実在しない様々な事柄(映画や企業、人、国家など)の捏造を行なっています。
これらは現実部の「設定」業務のスタディーモデルとしても機能しています。

今までの活動につきましては以下のバナーからご確認ください。








地球防衛堂の空想作業~似て非なる世界の構築~

『毎朝新聞』『城南大学』。
日本ではとても有名な新聞と大学です。

日本に住む皆さんなら一度は聞いたことがあるかもしれません。ただし、実際に購読したり入学することはできません。なぜなら日本のドラマや映画、小説に登場する架空の存在だからです。

私達地球防衛堂は映像作品などに登場する『架空の設定』を考える仕事をしています。

フィクションの世界に実在する人物や団体を登場させるのは非常に難しいものです。ある時は権利や名誉の問題、ある時はスポンサーの意向に関わるからです。そこで登場するのが架空の存在。本物に代わる、いかにもそれらしい存在です。

この作業は一見荒唐無稽で簡単そうに見えますが、実はとても難しいものです。なぜなら、完全な空想の世界ではなく、現実世界に『いかにもありそうな』架空の企業やブランドを設定しなくてはいけないからです。 少しでも違和感があると意味がなくなってしまいます。

そうならないために、私たちはまず、対象となる事柄そのものだけでなく,それが社会にどう受け止められているかといった社会的背景、どんな経緯を持って生まれたのかといった時代的背景などを多角的に分析します。そしてそれらを含めて架空の設定を組んでいきます。逆説的な言い方をすれば、『効果的な嘘をつくためにはより真実に近づかなくてはいけない』のです。

その結果、私たちがこれまで様々な案件で『ねつ造』してきた架空の存在はすべて、一つの時系列の中で完全に辻褄の合う存在となりました。百数十人の架空の人物、数十の架空の企業、商品、歴史的事件たち(13世紀から近未来まで!)が、ストックされたのです。このことにより、個々の名称に『どこにでもありそうな』深みと説得力が生まれました。

また、このように『嘘をつく』ために物事をリサーチするという通常とは逆の視点によって、より深く現象を理解できることが多々あることも分りました。

たとえば、地球防衛堂が現在進めている架空のアイドルユニットプロデュース企画では、アイドルの名称を決めるという出発点からアイドルの社会的な役割にまで分析が及び、最終的には『アイドルファンとビジネスモデルの大きなずれ』という日本のアイドルの持つ根本的な問題点を見出すに至りました。

ばれないようにうそをつこうとすると、物事がより深くわかる。

意外かもしれませんが、これはうそではありません。





 






地球防衛堂社歌
なぜゆえにそれゆえに

フレンドアソート
汗ばみcase-by-case15秒CM

 
 


当サイトはリンク・フリーです。
Copyright (C)2010 Chikyu-boedo. All Rights Reserved.
Mail:
info@chikyu-boe.com