海賊放送女子X（女子ックス）

【解説】



1990年
札幌の自称自主映画サークル『ストーンハンターズビデオ』は身の丈を遥かに超えた超大作映画を企画しました。
準備期間2年。撮影期間1年半を費やし50名以上のキャスト・スタッフが15箇所でロケを敢行。
52ページのシナリオは、当時、齢二十歳の若者が持ち得た知識をフル活用し創作した
SFサスペンスポリティカルアクションラブコメディーでした。
『ムーンライトTVX』と名付けられたこの作品は…
やがてUマチックテープ30本、600分の撮影素材を残し…計画が破綻しました。

映画制作の知識もノウハウも無いまま、ただ若さと熱意だけで乗り切ろうとし砕け散った
『ムーンライトTVX』
いつしか『ストーンハンターズビデオ』は『地球防衛堂』と名前を変え…
そして昨年、27年前に頓挫した映画を今に復活させようと思い立ったのです。
今回制作した『海賊放送女子X』は、未完の映画『ムーンライトTVX』冒頭15分を大胆にアレンジしたものです。新しく出会った沢山の方々、更に1990年の撮影に参加してくれたレジェンドメンバーを迎え、あの時できなかったことを『ハイパーボラギノール方式』でリメイクした本作。
お楽しみ頂けましたら幸いです。

【物語】

人気ライブネットサービス【生々net】の女生主【女子X～ジョシックス～】は、ネット上で過激なスクープを連発する配信者。
相棒の【バックアップさん】とともに、法では裁けぬ小悪党を公開放送で懲らしめる【女子X】の正体は警視庁の必死の捜査も虚しく判らずじまいでいる。
【女子X】の今宵のターゲットは、清純派アイドル【市ヶ谷はるか】
彼女は人気ボーカルユニット『和mind』のリーダー【バグオ】との交際疑惑が取り沙汰されていた。
一方そのころ…。市ヶ谷はるかは焦っていた。
恋人のバグオの家で寝過ごしてしまったのだ。
このままでは仕事に穴が空く。
万事休す…。
コトブキテレビ広報部は、はるか以上に慌てていた。
前週、視聴率40％を記録した、はるか主演のドラマは最終回スペシャル。
最後の15分は生放送を予定していた。
彼女の出番まで、あと30分…
かくしてコトブキテレビの社運をかけた【市ヶ谷はるか移送作戦】が実行された。

 

【登場人物】

ネット弁慶が玉に瑕の女生主 女子X（左・演/阿部まりな）と
メカニック担当バックアップさん（右・演/嶋崎 陽）二人はハイテクメカを駆使し、今宵もターゲットを追う。

今夜の女子Xのターゲットはスーパー清純派アイドルの市ケ谷はるか（中央・演/大池ひとみ）
人気パフォーマンスユニット『和mind』のメンバーBAGUO（左・演/桑名勇輝）と熱愛中。
初の女性総理、伊佐山内閣総理大臣（右・演/福江悦子）は、この騒ぎにどう絡むのか？

女子Xに翻弄される巨大企業『コトブキテレビジョン』の面々。
左の二名は広報部チーム（演/ちーしゃみん＆鈴木宣哉）
右の三名はドラマ制作チーム（演/播摩 顕・後藤大輔・長谷川碧）
中でも一番の被害者は中央の黒星スポーツティレクター（演/岡嶋大地）

謎めいた三人組（演/池田智博・山田工作・鶴岡瑛子）が、女子Xの前に立ちはだかる！のか？

一方、こちらは警察官チーム
PC109（左・演/土方雅人）交機88（右・演/松崎享史）
諏訪警部（中央・演/吉田ひでお）は、隠密部隊を率いて極秘作戦を実行する。

 

【登場車両】

バイクから大型トレーラー、果てはドローンまで…合計10種類のメカが夜の東京を暴れまわります！

 

【声の出演】

阿部まりな

桑名勇輝

長谷川 碧

【スタッフ】

音楽/山田工作

録音/菅原孝雄

デザイン・ミニチュア・衣装・撮影/土方雅人

編集/後藤大輔

監督/土方雅人

制作/地球防衛堂

 

【使用フリー素材】

フリー音楽サイト　DOVA-SYNDROME
http://dova-s.jp/
フリー効果音サイト　効果音ラボ
http://soundeffect-lab.info/　
フリー写真サイト　ぱくたそ
https://www.pakutaso.com/